こんにちは。めいたろ(@kusurino_ouchi)です。
お風呂に入ると肌がしっとりするのはなぜなのか、ご存知ですか?
お風呂に浸かると、カラダが温まって毛穴が開き、皮脂の分泌が盛んになります。この皮脂には、肌のうるおい成分を守るバリア機能があるため、乾燥を防いでしっとりさせてくれるのです。
しかし、まちがった入浴方法をしてしまうと、逆に肌を乾燥させてしまう危険があるんです。入浴後にしっかり肌のケアをしても、まちがった入浴法のせいであまり効果がないなんてことも…。
しっとりお肌をキープするために、やってはいけない5つのNG入浴法をしていないかチェックしてみましょう。
1. 体をすぐに洗うのはNG
お風呂に入るとき、先に体を洗っていませんか?
実はそれ、NG行為なんです。
体をきれいに洗ってから湯船につかりたいという気持ちは分かりますが、スベスベ肌になるためには先に湯船につかる方がよいのです。先に湯船につかって体を温めることで、肌がふやけて柔らかくなります。その方が肌にも優しく、汚れも落ちやすくなります。
2. ゴシゴシ洗いはNG
体をゴシゴシ洗うのは絶対にNGです。
たしかに強く洗った方が汚れが落ちた感じがするし、爽快感もありますよね。しかしそれは、そう「感じる」だけ。実際は、肌にかなり負担をかけてしまっているのです。ゴシゴシ洗いは、色素沈着や黒ずみの原因にもなります。
また、ぬるま湯で体を流すだけでも体の汚れは十分落ちると言われています。わたしが乾燥肌がひどく皮膚科に行ったときも、「ぬるま湯だけで洗い流してみるように」と言われました。
ボディーシャンプーを使う場合でも、手でしっかり泡立ててから優しく洗えば、汚れは十分に落ちます。泡立てが面倒だと言う人は、泡で出てくるタイプのボディーシャンプーを使ってみるなど、工夫してみて下さい。
3. あつい温度のお湯はNG
寒い季節だと、お湯の温度をつい上げてしまいませんか?
実は、あついお湯は肌の潤いを奪いやすくします。お風呂の温度は、約41~42度が平均とされていますが、42度以上のお湯につかると肌の潤い成分である“セラミド”が流れ出てしまうのです。なので、お風呂の温度の目安は38度~40度がお肌には優しいということになります。
また、ぬるま湯はあついお湯よりも血行が促進されて湯冷めがしにくくなるため、入浴後も体がぽかぽかでいられるんです。まさに一石二鳥ですね。
4. 入浴後の肌放置はNG
お風呂上がりは、肌の角層に水分がたっぷり含まれるためつやつやで潤いたっぷり。しかし、そのまま肌ケアをせずに放置しておくと、水分がすぐに蒸発して乾燥肌につながります。
なので、お風呂を出たらなるべく早くお肌のケアをしましょう。顔であれば3分以内、ボディは10分以内に保湿クリームを塗るのがおすすめです。
お風呂の中で、濡れた顔に化粧水を塗ってしまうのも、保湿効果があるそうです。もともと乾燥肌の方は特に、化粧水などは最低でも3回はお顔につけるといった徹底的な保湿を心がけましょう。
5. 深夜の入浴はNG
仕事の終わる時間が遅くて、夜中まで遊んでいて、うっかり寝てしまっていて…。といった理由で、深夜に入浴する人もいると思います。疲れをとるためにも美容のためにも入浴は大切なことですが、実はそれはNG行為なんです。
肌にとっては睡眠時間も大切なので、ねる時間を削ってまでお風呂に入るというのはオススメできません。深夜に帰宅したけれどお風呂に入りたい場合は、ぬるま湯に10分程度を目安にしてください。
また、入浴すると体温があがるため寝つきが悪くなり、次の日にも影響してしまうことも多いのです。なので、できれば寝る1時間前には入浴を済ませておきましょう。