「水を飲めば満腹感を得られて痩せやすい」はウソ!よく噛んで食べるほうがダイエット効果あり

 

 

こんにちは、めいたろです。(@kusurino_ouchi)

 

最近ダイエット中というのもあり、いかにムリな食事制限をせずに体重を減らせるかと調べていたらこんなツイートを見つけました。

 

炭酸水を飲むだけで満腹感得られるの?!よっしゃ箱買いしよ!

 

 わたしみたいに、

・たくさん水を飲めば空腹を抑えられる
デトックス効果で内側からきれいになれる

と思っている方は多いのではないでしょうか?

 

とんだ罠だったよ・・・。

 

実は、水を大量に飲むことでダイエットになったり代謝が上がるという科学的な根拠は一切ありません

 

すきなモデルや芸能人が飲んでるからやってみよ~という考えで水をただ大量に飲むだけでは、むしろ逆効果なんです。

 

 

 

水を飲めば満腹になるのはウソ!

 

□食事中の水分摂りすぎはNG

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食前や食事中に大量の水をのんでお腹を膨らませるダイエットがありますが、その分咀嚼(そしゃく)回数が減るため効果はありません。

 

わたしたちは物を噛む回数が多いほど、脳の満腹中枢が刺激されて“お腹が満たされている”と感じます。

 

しかし、食事中に大量の水を飲んでしまうことで咀嚼回数が減り、ダイエットの妨害になってしまうのです。

 

つまり、お水をたくさん飲むことは食べ過ぎ防止に効果がないのです。

 

 

□噛む回数が多いほどダイエットに効果的

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噛む回数が多いと、満腹中枢が刺激されて食欲を抑制するように脳から指令がでます。

 

糖質を摂ることで血糖値が上がることでも食欲を抑える指令は出ますが、咀嚼という噛む動作の方が早く脳に指令が届くので、噛む回数を意識して増やすほうが食べ過ぎ防止に効果があると言えます。

 

 

水分の摂りすぎで脂肪が燃えなくなる

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水分を摂りすぎると、燃えるはずの脂肪も燃やせなくなってしまいます。

 

物を噛むことで分泌されるヒスタミンは、内臓脂肪を刺激して分解する働きがあります。同じく、噛むことで出る唾液には脂肪を燃焼させるホルモンが含まれており、これらは咀嚼することで分泌されるので、物を噛むことの大切さがわかるかと思います。

 

年齢とともに減る唾液量

唾液は1日に1~1.5リットルほど分泌されます。しかし、唾液の量は年を重ねるごとに減っていくため、大人ほど咀嚼は大切であると言えます。

 

噛む回数が減れば減るほど唾液の量は減少します。食事のときに飲み物がないと喉を通りにくいという方は、唾液の分泌量を疑ってみてください。

 

 

大量の水分は消化に負担

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唾液にはアミラーゼという消化を助ける酵素が含まれています。このアミラーゼはデンプンを消化しやすいマルトースに分解するのが仕事です。

 

しかし、消化酵素は噛まないと分泌されないので、水で流し込むと消化に負担がかかってしまいます。

 

また、食前や食事中に水分を大量に摂ることで胃液などの消化酵素がさらに薄まります。

 

これらが胃腸での消化に負担をかけて、ためこみ体質の要因となるのです。

 

 

たくさん水分を飲むのは逆効果

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わたしたちは、ダイエットによる減量を大量の水分に頼らずとも、普通に食事をしたり生活しているだけで約2リットル以上の唾液を分泌しています。

 

水を飲むことがカラダに悪いということではありません。食べ物を食べる代わりに水分を大量に摂るのはおすすめしないということです。

 

なので、水分を摂ることに必死になるのではなく、噛む回数を意識して食事をしてみてください。理想はひとくちで20~30回を試してみましょう。

 

食べ方を工夫する

噛む回数を増やすためは、硬めのものを食べたり、料理の素材を大きめにカットしてみるところから始めてみましょう。

 

また、普段食べているものを硬めにゆでてみるなどして、食感を変えて毎日咀嚼をつづけることを意識してみてくださいね。

 

 

おまけ

 

\ お水ヴェエエエ /

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