朝ごはんを抜くのは肥満の始まり!?“置くだけ飯”でも食べたほうがいいワケ


「朝はご飯を食べる時間もない!」、「朝はあまり食欲がない。」などの理由で、朝食を抜いてしまう人がいると思います。

 

しかし、名古屋大学大学院生命農学研究科の小田裕昭准教授を中心とする研究グループによって、朝食を抜くことで体重が増えやすくなることが発見されたのです。

朝食と健康の関係

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朝食を抜くことは、肥満だけでなく、メタボリックシンドローム2型糖尿病、冠動脈心疾患など、様々な病気の原因になることが知られています。

 

20歳代の4人に1人は朝食を食べないと言われており、国民の健康を維持する上でも深刻な問題となっているのです。

朝食欠食率は男女ともに20代をピークとし、それ以降はおおよそ年上になるに連れて減る傾向がある。中期的な流れでは男女とも40代から50代で欠食率は増加している

 

朝食を抜くと体重が増える原因

朝食を抜くと体重が増えてしまう原因としては

脂質代謝の異常
体温のリズムの異常
肝臓の時計遺伝子の異常

が挙げられます。

 

時計遺伝子ってなに?

 

時計遺伝子とは

時計遺伝子とは、体内時計をつかさどる遺伝子のこと。
時計遺伝子に変異が起こると、体内時計の正常なリズムが保てず、活動にもリズムがなくなったりします。

 

名古屋大学大学院生命農学研究科が行った研究ではラットを使い、


・カロリーの高脂肪食を朝から食べさせる群
・4時間遅らせてから同じものを食べさせる群

 

とで、比較が行われました。

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その結果、朝食を食べないラットにおいては体重の増加がみられたのです。

 

問題はこのとき、肝臓の時計遺伝子や脂質合成系の遺伝子発現リズムも4時間遅れていたことにあります。

また、体温も朝食を食べ始めるまで上がらなかったのです。

 

朝食を食べると体全体の代謝が朝早くから高まるため、同じカロリーを摂取する前提であれば起きてすぐに食事をした方がカロリーを燃焼し、肥満が防がれるということである。

 

朝食で調整はNG!

夜に、打ち上げや飲み会などでついつい食べ過ぎてしまったとき、翌日の朝ごはんを軽くする経験はありますか?

 

朝ごはんの量を減らしてカロリー消費量を減らそうとするのは、逆に太る原因になると言われています。

 

なぜ太るのか?

朝食が軽いと、午前の仕事でパワーが出ず集中できないだけでなく、少ないエネルギーで午前を過ごすことで、昼や夕方に空腹を感じやすくなってしまいます

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朝ごはんをしっかり食べた時よりも強い空腹を感じることで、昼食や夕食にボリューム多い食事となって、脂肪がつきやすくなるのです。

 

これが、また朝食に食欲がわかないという悪循環のループの原因です。

夜こそ美味しい食べ物がたくさん食べられるのも分かりますが、健康や肥満防止のためにも、朝食にボリュームを出してあげるといいですよ。

 

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