飛行機内で足がむくむ原因と、3つの対策方法!
家族でハワイへ行ったとき、はじめて飛行機内での“体調の変化”で、大変な思いをしました。
足がとにかく痛い、重い、だるい。
足が痛すぎるため、ずっとマッサージをしたり、手をグーにして叩いてみましたがまったく効果はなく。
何が原因でこんなに足が痛いのか分からず母に聞いてみたところ、「足のむくみだね。」と言われました。
・なぜ飛行機で足がむくむのか?
・むくみでなぜこれほど足が痛いのか?
・むくみの対策方法はないのか?
これから長時間飛行機にのる予定がある方や、初めて遠い国へ遊びに行く予定がある方は、要注意です。
わたしのように旅行でツラい思いをしないように、機内での足のむくみとその対策方法について、まとめてみました。
飛行機で足がむくむ原因
気圧の変化
飛行機の気圧の変化は、わたしたちの体調の変化に大きく関わっています。
飛行機が上昇するほど機内の気圧は下がり、約0.7~0.8程度に気圧が保たれます。
これは、富士山の5号目を登っている状態にとても近いと言えるのです。(登山口によって標高は変わってきますが、富士山の5号目は約2,000mほどです。)
このように、気圧が急激に低下することで、体内の血液やリンパのめぐりが悪くなり、足のむくみにつながります。
同じ姿勢でいつづける
エコノミークラスの席では、どうしても自分の自由にできるスペースは限られてしまいます。
前後のスペースが狭かったり、両隣りに家族や友人以外のひとが座ることもあるので、かなり気をつかう空間です。
窮屈な空間の中を、長時間同じ姿勢のまま座り続けたり、何時間も寝ることで、血行が悪くなり足がむくみ、筋肉がこわばって動かしにくくなってしまうのです。
身体が冷える
夏場では機内の冷房で身体が冷え、冬場ではそもそも身体が冷えやすい状態にあることで、血流が悪くなり足がむくんでしまいます。
飛行機に必ずといっていいほど置いてあるブランケットを使用することで、身体が冷えないようにしなくてはなりません。
ブランケットひとつでも寒く感じる方は、自分で毛布をもってきたり、キャビンアテンダントさんにブランケットをもうひとつお願いすることが大切です。
身体の冷えをガマンするのは身体に悪いことなので、やめましょう。
気圧の変化による、足のむくみ対策
わたしが機内で行ったむくみ対策です。
というより、足が痛すぎたため無意識にむくみ対策ができていました。
帰りの8時間のフライトはこれでかなり改善されたので、ぜひ試してみてください。
着圧タイツをはく
メディキュットなどの、足を加圧してくれるタイツを利用しましょう。
着圧タイツが血行不良の足を加圧してくれることで血のめぐりが良くなり、足のむくみや痛みも軽くなります。
足首からふくらはぎまでのもの、足首から太ももまでのものなど種類は豊富にあります。
自分に合った長さとサイズを選ぶことが大切です。
くつは脱ぐ
足がパンパンにむくんでいるときは、実は足の大きさも変わってしまっているんです。
むくんだ足首を指先でグーッと押してみると、少しのあいだ指のかたちを残してへこんだままの状態になります。
この状態でくつをはいたままでいると、くつの中で足が圧迫されてしまい、足の痛みが増すだけです。
機内では、くつを脱いだ状態でいるか、置いてある簡易のスリッパで過ごしてみましょう。とってもラクになりますよ♩
“水”を飲む
意外と知られていないのが、水分補給の大切さです。
機内は湿度が高いため、座っているだけでもわたしたちの体内の水分は失われてしまいます。
水を買ってこまめに水分補給をすることで、体内の水分量は保たれ、血流も良くなるので、足のむくみに効果が期待できるといえます。
ジュースやお酒ではなく、“お水”を摂取することが大切です!
せっかくの楽しい海外旅行です。
機内で苦しまないように、しっかり対策を取りましょう♩