部屋を真っ暗にして寝るのはダメだった?暖色系の間接照明で睡眠の質をあげる方法

 

あなたは寝るとき、電気を消して部屋を真っ暗にする派ですか?それとも、少し明るくする派ですか?

 

わたしは、部屋が真っ暗だと逆に寝られなくなってしまいます。


理由は、小さいころからオレンジの照明をつけたまま寝ていたというのもありますが、単純に真っ暗闇がこわいからです。「今日は疲れたし、電気を消してぐっすり眠ろう。」と思って部屋を真っ暗にして寝てみたら、連続でこわい夢をみたこともありました…。


そしてさらに怖いのが、“金縛り”。目は動くのにからだや手足が動かせないときに部屋が真っ暗だと、めちゃくちゃ怖くないですか?

 

もちろん、真っ暗じゃないと寝られない方もいます。アイマスクと耳栓をして寝る方もいるそうです!

 

部屋を真っ暗にして寝るほうが深い睡眠になるのか?
間接照明があるほうがリラックスして寝られるのか?
気になったので調べてみました。

 

 

 

光なんていらない「真っ暗派」

 

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部屋を真っ暗にすることで得られるメリットは、昼と夜のメリハリをはっきり付けられることです。

 

わたしたちの脳には、睡眠や覚醒、体温のリズム、ホルモンの分泌、さらには自律神経までつかさどる“生体時計”の役割があります。実はこの脳の生体時計は、光が大きく関わっているんです。

 

わたしたちの脳は、明るい光のもとでは昼間だと認識して活動モードになり、暗いところでは夜間だと認識して休息モードになります。つまり、光を上手にコントロールして、昼と夜のメリハリをつけることが大変重要になります。

 

では、眠っているときの光の環境は、どのようにするのがベストなのでしょうか?

 

人は睡眠中の目を閉じている状態でも、まぶたの上から光を感知することができます。そのため、脳を休息モードにするには、就寝時は部屋を暗い状態にするのが理想的です。

 

脳は、明るい・暗いのギャップがある時に「寝た」と主観的に感じるそうです。

 

 

暖色系でリラックス「少し明るい派」

 

部屋を真っ暗にしない方が良いという説はいくつかありますが、ここではわたしが納得した2つを紹介しようと思います。

 

 

悪夢をみない説

 

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人は、日中に見た大量の情報や映像を脳内に蓄積し、寝ている間に必要な情報といらない情報とを分けて処理しています。この処理には3~4時間かかるそうなので、真っ暗な環境で眠ると映像や情報を整理するか分からず脳が混乱してしまい、悪い夢を見やすくなってしまうのです。

 

また睡眠に関わらず、人は明かりのない暗い場所にとどまると、ネガティブな思考になったり、マイナスなことをぐるぐる考えてしまうそうです。


暗闇は、悪い夢と関係しているかもしれませんね。

 

 

光を求めるのは本能だった説

 

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昔、人は夜、火を焚いて外敵から身を守り、星や月などの自然なあかりの下で睡眠していました。つまり、星や月も出ていない暗闇の中では安心して眠ることができないという考えが、昔から焼きついてると言えるのです。

 

また、脳波を測ると、ほんの少し明るいほうが深い眠りになるそうです。真っ暗だと不安感を感じやすく、浅い睡眠になってしまうんだとか。

 

 

 

 

結論

 

今回わかったのは、睡眠にはかなり個人差があるということ。
暗闇になれているひとが、照明を使うことで目が覚めてしまい眠れないのなら、意味はありませんよね。

 

暖色系のあかりや間接照明でも明るく感じて寝られないという方には、やはり真っ暗で寝ることをおすすめします。
また、寝る部屋に窓があるなら、カーテンをあけておくことをおすすめします。朝に太陽の光を浴びて、自然に起きれることが一番よいでしょう。

 

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真っ暗の環境でむりやり寝ている方は、顔に光があたらないフットライトからはじめてみるのがおすすめです。
わたしは百均やニトリに売っているキャンドルライトをつけて寝ることもあるんですけど、とっても癒されますよ。