タオルにぎにぎ体操で目の冷え性を改善!緑内障・失明を予防する方法

 

 

こんにちは、めいたろ(@kusurino_ouchi)です。

 

先日、何気なく見ていた【たけしの家庭の医学】で、冷え性についての恐ろしい新事実を知りました。

 

重大な病をマネく恐れのあることが分かった「冷え性」。

カラダのある場所が冷えることで、恐ろしい病のリスクがあがるというのです。

 

 

冷え性の人が、とくに冷えを感じている場所

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体の末端まで血液が行き届かず血行が悪くなり、手先や足先に冷えを感じる人が多い冷え性

 

冷え性で比較的に多いとされている「手足が冷えていること」が、恐ろしい病のリスクなのでしょうか?

 

東北大学大学院、神経・感覚器病態の中澤教授によると、冷え性というのは、寒い刺激に対して、末梢である手先・足先が冷えるという現象であるとのこと。

 

しかしそれは、手先・足先に限られたことではなく、体質として目でも起き得るそうなんです。つまり、恐ろしい病のリスクとなりうるのは「目の冷え」だったんです。

 

 

 

目が冷えるとはどんな状態なの?

 

足の表面温度が低い

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ひどい冷え性に悩む3名の女性である実験が行われました。

 

3名の中には、普段の冷え性対策として、灯油ストーブと電気ヒーターとの2台体制で体を温めている人や、家でスキーウェアを着ている人など・・・。北海道の防寒レベルですよね。

 

足の表面温度を測ったところ、健康な人なら30度はあるところ、3名とも18度ほどしかなかったのです。ちなみに、スキーウェアを着ていた方の足の表面温度は17.7度と、実験者の中でもかなり冷えていました。

 

POINT

健康な人の足の表面温度は30度前後!

 

目の冷えを調べるために行うのは、実際に医療の現場でも使われている「レーザースペックルフローグラフィー」という検査。眼球に張りめぐらされた毛細血管の血流の状態を調べることが出来るものです。

 

検査は、『普段の状態』と『極端に冷えを与えた状態』の2回行います。冷えを与えたときの目の血流量が、普段の血流量より1%を超えて落ち込んでしまうち、目が冷えていると診断されるのです。

 

 

目の冷えによる病の正体

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この目の冷えが元凶となり、引きおこされる恐ろしい病とは、いったい何なのでしょうか?

 

血流を一定量保ちにくい人は、神経細胞が弱ってきます。その結果として緑内障になりやすくなるのです。

 

緑内障

緑内障とは、何らかの原因によって視野がかけてしまう病。放っておくと失明にいたる恐ろしい病です。

 

主に、眼球の圧力が異常に高まることで、視神経が破壊されて発症すると言われています。しかし、最新の研究では、目の血流障害が緑内障の発症・進行の元凶であることが分かってきたのです。

 

冷えによって目の血流が低下している状態が続くと視神経へ栄養分の供給が不足し、老廃物が蓄積、その結果、視神経がダメージを受けて緑内障が発症するのです。

 

中澤教授の研究によれば、緑内障患者の約4人に1人が、目の冷えが原因の可能性があるそうです。たかが冷え症だと思っていても、そこには失明の危険性が潜んでいたのです。

 

 

タオルにぎにぎ体操

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中澤教授が開発した、1日3分でできる『タオルにぎにぎ体操』で、冷え症を改善して、目の血流をアップする方法をご紹介します。

 

①タオルを2枚、輪ゴムを4本用意する。
②タオルをおしぼりのようにクルクルと丸めたら、輪ゴムで両端を止める
③これを2つ用意する
④両手にタオルをもち、全力の3割の力でにぎってそのまま2分間キープ
⑤2分たったら力を抜き、1分間何もせずに休む

 

タオルを握ることで、手のひらや腕の血管が筋肉に圧迫されて血管が収縮すると、血流量が下がります。

 

2分後に力をゆるめると、拡張した血管内を血液が一気に流れだし、血管の壁をつよく刺激。このとき、血管からNO(エヌオー)という血管を拡張させる働きのある物質が分泌されるのです。このNOが全身をめぐることで、目の冷えだけでなく全身の冷えも改善できるのです。

 

 

いかがでしたか?

 

まさか冷え性が失明につながるなんて思いもしませんよね。

 

冷え性は改善できます。毎日3分でできる「タオルにぎにぎ体操」をやってから寝るなど、毎日の生活習慣に取り入れてみてくださいね。