お風呂は入っていいの?風邪のときにやってはいけない3つのこと

 

ただいま絶賛、風邪の治り始めです。

 

38.5℃と割と高い熱が出てしまったので、とても楽しみにしていた3連休はずっとお布団にいました…。「インフルエンザかな?」と思うくらいだるくて関節が痛くて、しんどかったです。まったく毎年どこで拾ってくるのやら…。

 

出来ることならひきたくない風邪。けれど、ひいてしまったら早く治すに限りますね。でももしかしたら、あなたのいつもの治療法、意味ないどころか逆効果だったりするかもしれません。

 

「熱さまシートは効果がないってホント?」

「風邪のときにお風呂入っちゃだめなの?」

 

知らないうちに間違った治療をしていないか、NG行動をいっしょに確認してみましょう。

 

 

 

熱を下げるために冷やす

f:id:kusurino-ouchi:20181126220810j:plain

そもそも熱とは、身体に入ってきたウイルスを退治しようとして、身体が防衛本能を発揮している状態です。熱には、ウイルスの増殖を抑える役目もあり、身体を守るために熱が出ています。

 

熱がこもってだるいからといって「冷えピタ」や「アイスノン」を使用すると、かえってマイナスになることがあります。

 

わたしも、熱が高いと「熱さまシート」を使うことがあります。貼って冷やすことで一時的に気持ちよくする冷却効果バツグンですが、熱を下げるといった解熱効果があるわけではないので注意しましょう。寒気を感じるときに使うと逆効果なので、ゾクゾクするときなどは、なおさら注意が必要です。

 

他に冷たいものといえば、冷たい飲みものやアイスクリームなどが挙げられますが、冷たいものは粘膜の血行を悪くするため、抵抗力を下げて風邪を治りにくくしてしまいます。

それだけでなく、身体全体を冷やしてしまうことにもなるので、体調が悪いときは身体を冷やさないようにしましょう。

 

 

食べすぎに注意

f:id:kusurino-ouchi:20181126220736j:plain

 風邪をひくと、体力をつけようとして無理をしてでも食べることはありませんか?実はそれ、NG行為です。かえって身体の機能が落ちてしまいます。

 

風邪が治り、平常の免疫状態になるまでにはおよそ1~2週間かかります。そんなときに食べ物をたくさん取ると、胃や腸を消耗してしまいます。

 

「風邪のときは、無理をしてでも食べたほうがいい」という考えもありますが、風邪をひいているときは胃腸にもウイルスが影響しているので、消化や吸収がスムーズでなかったり、最悪の場合、腸炎を引きおこすこともあるので、無理して食べるのは好ましくありません。

人体で最も大事な免疫器官である腸の環境が悪いと、免疫力は低下してしまいます。完治するまでは、消化によいものを食べましょう。

 

また、水分補給という観点からよく利用されがちな「アクエリアス」や「ポカリスエット」といったスポーツドリンクですが、これらは糖分の濃度が高く、そのまま摂取すると胃で停滞する時間が長くなり、体内での水分補給が遅くなるというデメリットがあります。なので、スポーツドリンクを飲むときは少し水で薄めて飲みましょう。

 

アクエリアスを水で薄めるなんてまずそう!」わたしもそう思います!笑

というのも、今回の風邪で実際にポカリを買って試してみたのですが、少しでも水で薄めるとマズいです。キンキンに冷やせば飲めるかもしれませんが、それでは身体を冷やすことになるので本末転倒です。

 

水分補給をする際はスポーツドリンクなど甘い飲み物より、OS-1や白湯をオススメします。

 

お風呂は注意?

f:id:kusurino-ouchi:20181126220721j:plain

今日は11月26日、いい風呂の日ですね。

突然ですが、みなさんは風邪のときにお風呂に入りますか?

 

わたしは昔、「風邪のときにお風呂に入るなんて湯冷めして逆効果!風邪が悪化する!」と思っていたので、2、3日お風呂に入らないなんてことは普通でした。

しかし結論から言うと、風邪のときのお風呂は入っても問題ないんです!!

 

なんと、身体を温めることで免疫力がアップし、抗ウイルス作用が発動されるんだとか。

 

ではなにが注意なのかというと、38℃を超えるような高熱が出ているときは控えたほうがいいとされています。

一日中37.5℃を超えることがなければ、入浴をすることによって咽頭の加湿効果や、汗を流して身体も心もさっぱりした状態で熟睡できるため、風邪の治療にもプラスになります。

 

お風呂の日ということで(?)もう少し細かく注意点をみてみましょう。

 

check①

身体がだるくても、シャワーだけでは身体は温まりません。反対に、「汗をかけば風邪が早く治る」と、熱い湯舟に長時間浸かる方がいますが、長風呂は体力を消耗させるきっかけとなるので注意が必要です。

風邪のときは、40度くらいのぬるめの温度を目安に5分から10分程度浸かりましょう。

 

check②

風邪のときは、脱衣所とお風呂場のなかの寒暖差で、湯冷めをして体力が消耗してしまいます。風邪をひいているときに体力を消耗すると、症状が悪化してしまう恐れがあります。なので、脱衣所と浴室の温度差は10度以上にならないように注意しましょう。

てっとりばやく浴室を温めるには、浴室と脱衣所のあいだにある扉を開けたままにし、熱めのシャワーを出しっぱなしにしておくのがオススメです。

 

 

いかがでしょうか。NG行為していましたか?

これダメだったんだ!と、1つでも発見につながっていればうれしいです。

 

わたしもいま風邪をこじらせたおかげで喘息になってしまいましたが、お風呂に入っているときは本当に呼吸がしやすいのでオススメですよ!